(美の履歴書:862)「薬師如来立像」 作者不詳 感じる意思、どこから眺める (朝日新聞)

「薬師如来立像」=国宝、京都・神護寺蔵 [PR] 横から、斜めから。普段は見られない角度から仏像を間近に見られることは、展覧会の利点の一つ。神護寺の本尊で、国宝でもあるこの像は、今回初めて寺の外で展示された。 見る角度によって、大きく印象が変わる。正面や斜めから見ると、思わず後ずさりしたくなる威圧感がある。鋭いまなざし、固く結ばれた厚い唇。差し……

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