星形城郭設計、謎に挑む 遺構分析、特別展開催の学芸員 時田太一郎さん(47) /北海道 (毎日新聞)

北斗市の国指定史跡「戸切地(へきりち)陣屋」が、19世紀のフランスの最先端の軍事教本にのっとって築かれた日本最初の洋式城郭であることを突き止め、6〜8月、市郷土資料館で特別展を開いた。諸外国が日本に開国を迫り、北の海防が喫緊の課題になっていた時代、函館市の五稜郭より9年早く1855(安政2)年に築城された星形城郭で、「迎撃に有利な見晴らしの良い緩斜面に敵を引きつけ、2キロ先まで先制砲撃できる要塞(…

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