時間の堆積、まとう日本画 生誕100年 小泉淳作展 京都・建仁寺 (毎日新聞)

日本画家・小泉淳作(1924〜2012年)の生誕100年を記念した展覧会が、小泉が天井画「双龍図」を描いた京都・建仁寺で開かれている。西洋画を思わせる初期作品、中国絵画との出会いを経てたどり着いた独自の風景画や蔬果(そか)図、そして最晩年に描き上げた奈良・東大寺の襖絵(ふすまえ)。対象と徹底して向き合い、足しては引いてを繰り返した作品は、積み重なった時間の厚みをまとって確かな存在感を放つ。 小泉が…

このサイトの記事を見る

タイトルとURLをコピーしました