宮本華子個展「在る家」(福岡・大川市立清力美術館) 空間がまとう物語性 (毎日新聞)

… 具、雑貨など。宮本家にまつわるさまざまな事物を中心に構成されているのかと思いきや、家具や雑貨などは宮本とは関係ない物が多く含まれている。つまり、作品の舞台は宮本家ではなく、どにでもある家なのだ。 2階企画展示室の「在る家の部屋」は暗い空間にベビーベッドが配置され、その中にはぬいぐるみや玩具。壁には子供の服が掛かる。誰もが自分の幼い頃を思い出し、甘やかな気分に浸ることだろう。対照的に1階市民…

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